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形成外科と他診療科

診療科ごとに、形成外科で治療することと、その診療科で治療することの例をあげてみました。

『耳鼻咽喉科』
耳鼻咽喉科で行う治療の、左右の鼻腔を隔てる「鼻中隔」が曲がっている「鼻中隔彎曲症」ですが、鼻中隔だけでなく鼻の骨にも彎曲がある場合や、唇裂や口蓋裂を合併している場合の治療は、形成外科で行われます。
また、副鼻腔・舌・口腔・喉などの頭頸部ガンの手術では、病巣の切除を耳鼻咽喉科が担当し、切除後の再建は形成外科が担当します。

『整形外科』
骨・軟部組織の悪性腫瘍では、整形外科が腫瘍を切除して、骨や皮膚を移植することを形成外科が行ないます。
また、事故による腕や脚の皮膚欠損を伴う重度の骨折、切断などの治療は、整形外科と形成外科が連携して手術を行ないます。

『脳外科』
生まれつき頭蓋と顔面にの両方に変形があれば共同で治療を行い、阿頭の骨や脳の外傷は脳外科、顔面の骨折や皮膚の外傷は形成外科が対処します。

『皮膚科』
皮膚科と形成外科の治療対象が重なっているのは、皮膚の腫瘍や火傷です。
火傷については、軽いものならどちらでも治療が可能で、命にかかわるような重症な火傷の場合は、基本的に救命救急の担当医が生命維持を行い、外見やひきつれの予防を配慮しながら皮膚の治療を形成外科が行います。
また、皮膚がんの治療は皮膚科で行うことが多いのですが、ガンが目、鼻、唇に近い場合は形成外科で治療が行われます。

『その他の診療科』
乳ガンの治療では、乳腺科がガンの切除を行い、切除後の再建を形成外科が行います。
泌尿器科とでは、陰茎や膣の病巣の切除後の再建で連携する事があります。

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